2014年6月1日日曜日

Niin kaunis on suomen kieli!

この間暑さで悩んでたんですが、火曜日からまた寒くなって、温度はなんと8度までも下がりました。冗談じゃないですか、フィンランドの天気。

今週はアルバイトで移民にフィンランド語を教えたり、実家を訪ねたりしてあまり天気が気にならない用事ばかりしていましたが。

ところが、今回は少しフィンランド語について説明させていただきたいと思います。フィンランド語はフィンランド人の90%(約500万人)が話す言語であり(残りの10%の中は、5%がスウェーデン語、5%がその他の言語)、フィンランド国外だとスウェーデンで少数言語です。フィンランド語は、ヨーロッパで多く話されているインド・ヨーロッパ語族とは違って、ウラル語族の言語なのです。他にウラル語族の言語を言うと、エストニア語、サーミ語、ハンガリー語などがあります。ちなみに、例えばエストニア語を読んでみたら勉強しなくても分かるところが多いものの、ハンガリー語などを理解するのが不可能です。

フィンランド語はフィンランド語で「suomi」と呼ばれている、29文字のアルファベット(英語のアルファベット+ Å Ä Ö)で書かれる言語です。(ただし、外国語の名字や名前にしか使われていないアルファベットもあります。)フィンランド語はかなり発音しやすい言語とされていて、8個の母音と13個の子音しか存在しません。英語などと違って、同じ文字はいつも同じ音を表します。つまり、日本語のローマ字のように発音すれば、だいたい当たります。日本語の話者には、発音はあまり苦にならないようです。(ちなみに、フィンランド語の話者には日本語の発音もわりと簡単なんです。)
フィンランド語は日本語のように膠着語です。名詞や形容詞が単数形と複数形があって、格変化し(15格があります)、動詞には人称、時間、条件、可能などを表す語尾が付き、100以上の変化形があります。しかし、文法は規則変化以外なものはほとんどないので、基本の文法をちゃんと身に付けたら、かなり難しいことについても話せます。語彙もある程度論理的で、例えば「本」は「kirja」、「書く」は「kirjoittaa」、「図書館」は「kirjasto」、「文字」は「kirjain」です。つまり、似ている単語は関係があることが多いです。もちろん、「radio」(ラジオ)、「 televisio」(テレビ)などのように外来語も存在しますが、新しくできた概念を表すためにいくつかの単語をくっつけて作る傾向がある。例えば、「コンピュータ」は「tieto」 (知識)+「kone」(機械)をくっつけて、「tietokone」と言います。

フィンランド語を身につけるには努力が必要だろうと思いますが、素敵な言語なので価値が絶対あると思いますよ!!

最後にフィンランド語の曲も紹介しまーす。Hectorという芸名の歌手ですが、かなり好きです!


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